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zoom RSS 2点間ドップラー差異(1) 〜データのサンプリング〜

<<   作成日時 : 2016/12/03 19:55   >>

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先週、XW衛星でCQを出していたところ、1エリアの局からコールをいただきました。
ところが、ウォーターフォールでは見えていたのですが、かなり下の周波数だったので最初受信ができませんでした。

 自分からCQを出したことはまだあまりないのですが、8エリアからだと、どうやら「2点間ドップラー差異」という現象があるらしいということが分かりかけてきたところでしたので、この機会にこのQSOデータを題材にしてみようと考えました。

■2点間ドップラー差異
 この理屈については、CALSAT32の作者であるJR1HUOさんの以下のHPに詳しく書かれています。
・ちょこっと(ドップラ補正)〜送信周波数、受信周波数、どちらを動かせばよいのか
この記事で、「受信固定」、「送信固定」、そして「衛星固定」という概念を学ぶことができました。

 また、実際のQSOについての考察が、JH1UVJさんとJE1CVLさんのブログにあることを今回みつけ、それらの記事も参考にさせていただきました。
北海道との交信 - とりあえずSAT運用記(2007年1月23日)
【二点間ドップラー差異@】読み物:7回シリーズ - 平成徒然草(2011年6月3日)

■CALSAT99のデータをサンプリングする
 今回は、QSO当日に遡って、CALSAT99が計算する実際のデータをサンプリングしました。
CALSAT99を使ったのは、他のソフトに比べて機能がシンプルで、エクセルで取り込みだけの目的ならばこの方が使いやすいと思ったからです。

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 CALSAT99は、観測点を8エリアにしたものと、1エリアにしたものの2つを同時に立ち上げて、DDEインターフェイスを介して直接データを取り込みました。

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 データは5秒間隔でサンプリングしましたが、挿入コピーをするショートカットキーを割り当てて、AOSからLOSまでの10数分間をひたすら5秒間隔でキーを叩き続けました。
 ドップラーシフトの計算に必要なのは、「距離変化RR」のみで足りますが、「EL」と「AZ」も念のために取り込んであります。

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 サンプリングしたデータからドップラーシフトを計算し、8エリアと1エリアでのUP/DOWNそれぞれのシフト量を儷P8/僖N8、儷P1/僖N1としています。

 これで、QSO当日の様子を再現する準備ができましたので、いよいよシミュレーションにとりかかってみたいと思います。




「2点間ドップラー差異」のまとめ
2点間ドップラー差異(1)〜データのサンプリング〜
2点間ドップラー差異(2)〜8エリアからのCQに1エリアが応答する場合〜
2点間ドップラー差異(3)〜1エリアからのCQに8エリアが応答する場合〜

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