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zoom RSS 移動運用に挑戦(2) 〜IC-821を購入〜

<<   作成日時 : 2017/05/09 13:23   >>

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 前回の記事では、衛星のダウンリンク用にSDRを使うつもりで準備を進めていました。ですが、受信の度にPCの起動を待たなければならないなど、フィールドでの使い勝手が思いのほか悪く、ここはひとつ思い切って、サテライト専用機を一台導入することに方針変更を行いました。

■IC-821
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 サテライト専用機といっても、現在ではV/Uの同時送受信が可能な機種は販売されていません。ですので、オークションにて中古を買うしかないのですが、人気のIC-911などは、新スプリアス基準に適合していることなどもあり、ちょっと気軽に落札できる金額ではなくなっています。

 そこで、今回はターゲットのランクを落とし、IC-820や821をジャンク品を含めて探すことにしました。
IC-820については、かなり古い機種ではありますが、移動運用の大御所であるJO2ASQさんが今でも使い続けていることを知っていましたので、気軽に試してみるには十分すぎる選択肢だろうと思ったのです。

 オークションに出品される無線機は、PCなどと違い、「ジャンク品」と書いてある品は、本当に修理不能なレベルの品が結構あるようです。ちょっとリスクの高い買い物ですが、やむを得ません。

 程度の良さそうな品に何度か入札を繰り返しましたが、玉砕。結局、やや難有りのIC-821を2万円程度の予算で落札することに成功しました。この値段ならばSDRのチューナを何台も買うよりお得だったかもしれませんね。
 この機種にお定まりの液晶不良等の不具合がありますが、一応受信はできています。送信についてはまだ試していませんが、出品者は無線に詳しい方のようなので多分大丈夫でしょう。

■CI-Vケーブルの製作
 車中にてIC-821をPCでCAT制御するかどうかまだ決めていませんが、難しいものでないので、中古品の動作確認も含めて、CI-Vケーブルを一本製作してみることにしました。

 リグ側は、5VTTLレベルのRS-232Cインターフェイスですが、今回は途中でのレベル変換等は行わず、専用ICを使って直接USBでPCに接続する形をとりました。

<FTDI社純正 USB-RS232Cケーブル>
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 RS-232C<->USB変換といえば、FTDI社のチップがひとつの定番のようですが、そのFTDI社純正の変換ケーブル(TTL-232R-5V)が秋月電子にて販売されていました。値段も2000円しないくらいなので、将来的なPC側での互換性保証も考えると安心な品物です。
※FTDI社のケーブルは、電圧が3.3Vの品もあるので、間違わないように注意が必要です。

<改造前>
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 改造前は、100ミルピッチのコネクタが付いています。
このうち必要なのは、黒(GND)、橙(TXD)、黄(RXD)の3本だけなので、その他の線は根元から切ってしまいました。
(不要な線にも5Vの電圧が出ているので、線同士がショートしないようにずらしてカットするなどの配慮は必要です。)

<コネクタを交換>
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 IC-821側のコネクタは3.5Φのモノラルプラグです。
写真はステレオのプラグですが、モノラルが手に入らなかっただけで、他意はありません。

 橙と黄の2本を束ねて先端側に付け、黒はGND部に半田付けすれば、これだけで完成です。
なお、ステレオプラグの未使用端子はどこにも繋がず開放にしてあります。

<改造後>
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 非常にスマートなCI-Vケーブルができあがり、大満足です。

 このケーブルの使用レポートは、SatPC32の設定方法も絡めて、別な記事にてご紹介したいと思います。



(2017年5月11日追記)
残念ながら、本機のエージング中に故障が発生し、受信ができなくなりました。
内部を簡単に点検したところ、9Vの電源ラインに13Vが出ていました。。
電圧が出ていないならまだしも、これは致命的な破壊を引き起こしている可能性があります。

簡単には移動デビューはさせてもらえそうにありません。

(2017年5月16日追記)
IC-821が直りました。修理に関する記事はこちら ⇒ 『IC-821の修理』

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