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zoom RSS 移動運用に挑戦(4) 〜八木アンテナ完成〜

<<   作成日時 : 2017/06/15 12:23   >>

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製作中だった移動用サテライト八木がようやく完成しました。
パーツを組み上げただけで調整も全くしていない状態ですが、夕方のXW衛星の飛来に間に合うように近所の河川敷でフィールドテストを行ってみることにしました。

■設置
<帯広川河川敷にて>
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 近所の帯広側河川敷でテストをすることにしました。ここは1年前にJO2ASQ局と初めてアイボールを行った場所でもあり、テストに適した場所です。

<アンテナ外観>
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 アンテナはJO2ASQ局が設計したアンテナを、できるだけ忠実に再現してみました。
寸法や細かなノウハウは以下のページに書かれています。
  『サテライト移動運用アンテナ by JO2ASQ』
 実際にこの記事を見ながら作ってみると、つい読み流してしまうような細かなノウハウがいろいろ書かれていることに気づかされました。このような密度の濃い記事を公開していただき、感謝感謝です。

<腕木と給電部のようす>
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 腕木は、最初廃材の鉄板で作ったのですが、実際組んでみたらエレメントと近接してしまうことが分かったので、木材で作り直しました。ASQさんの記事でも木材で作っているのですが、加工のしやすさだけで木材にしたのだと早合点しました。ちょっと考えればすぐ分かることなのですがね。
 また、記事では水性ペイントで防水することになっていますが、これも端折っているので、きっとあとで痛い目に会うことでしょう。

 木材にはブームのコの字チャンネルがそのまま噛み合うような、コの字型の溝を切って嵌め込みました。
多少でも強度が上がるかなと思ってのことですが、ASQさんのアンテナと比べると、UHFとVHFの水平垂直が逆になっていることが分かりました。これが後々問題になりそうな…。コの字型の溝を普通にロの字型に削ってしまえばいいだけの話なのですが、これはおいおい考えることにします。

 給電部の構造は、左右のパイプの継ぎ方がよく分からなかったため、あまりオリジナルに忠実にはなっていません。
私は、内径6o(外径8o)のプラスチックパイプで覆い被せるようにしてジョイントしましたが、その際に左右のパイプの隔絶が保証できるよう、以下のようなプラスチックワッシャを外形6mmのパイプを輪切りにして作り、中間に挟みました。
 バランは入れておらず、その代わりにフェライトコアを取り付けています。(写真ではまだUHF側にしか付いていません。)
<給電部の隔絶用ワッシャ>
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■調整
<ニッパで調整中>
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 エレメントは全て寸法通りに作りました。
 SWR計が簡易なものなので値はだいたいなのですが、VHFの方は全帯域で1.5以下、UHFの方はかなり低い周波数に合っているみたいで2〜3といった高めの値でした。

 エレメントを少し切り詰めることにしましたが、幸いなことに肉薄のパイプだったため(0.5mm)、ニッパで割りと簡単に切ることができました。
左右それぞれ2〜3mmくらい短くしたかと思います。
 これでもまだ長すぎるようでしたが、切り過ぎると面倒なので、今日はこれくらいで妥協しましたが、SWRはバンド下端で1.5を切るくらいにはなっていたかと思います。

■運用
<Satellite Tracker Plus3>
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 フィールド用の軌道計算アプリとして、iPhone用の"Satellite Tracker Plus3"というアプリを用いました。無料版も昔はあったようですが、今は有料版しかサポートしていないようです。でも、360円程度でこの機能はなかなかのものだと思います。

 このアプリの紹介は、また別の機会に回すことにして、本題の続きです。
夕方16時台からのXW衛星群を狙い、このアプリのチャートを見ながらビームを向けましたが、聞こえます聞こえます!

<後部座席での運用>
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 まずは、ビーコンの受信に主眼をおいてビームを回し、調子が出てきたころにループテストに挑戦。何とか成功です!ですが、難しい。。。。。

 ビーム方向の制御とドップラー制御の両方を手動で行うには、まだまだ未熟だということがよく分かりました。
あと、このアンテナと車の位置関係だと、エレメントが当たってしまいうまく回せず苦労しました。
前の方でも書きましたが、VHFとUHFの水平垂直を逆にして、VHF用の長いエレメントをもっと高い位置に持っていかないとダメかもしれません。

 18時台のXW-2Aでは、CQを出すAWA局も確認できましたが、とてもとても呼びに回るだけの技量はありませんでしたので、今回は遠慮させていただきました。

 いろいろと問題も見つかりましたが、仮設でのフィールドテストとしては、まずまずの成果だったかと思います。

■おまけ
 JO2ASQ局は、MMANAというシミュレータを使ってこの八木アンテナを設計されているそうですが、私もお遊びで4NEC2というシミュレータ(QFHアンテナのシミュレーションに使ったものです)で、シミュレーションを行ってみました。
 当然ですが、こんな感じできれいなビームパターンが確認できました。

<VHF用アンテナ>
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<UHF用アンテナ>
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